青い蝶によって余命3ヶ月と言われていた少年の癌が癒やされて映画化され日本でも放映されて以来癒やしのシンボルとして青い蝶は私の心に残り毎年ジェット機で太平洋を飛ぶ度に雲の上に「世界の平和」を祈って舞う青い蝶の群れが私の心の目に映ります。
数年前日本で放映された「ヒメアカハタ」と言う5cm程の小さな蝶がモロッコから北ヨーロッパまで地中海上を翔びスペインを経て花から花を探しつつイギリスまで数千キロの旅をするドキュメントで1日160kmを翔び1000m以上の山を越え群れになって北極まで5000kmの旅をすると言うこの小さな生命はこよなく儚くみえてこれ程の強さを秘める蝶は自然界の神秘と言われます。ギリシア語で蝶をブシュケー(霊魂)と言い日本の戦国武士は越冬した蝶が再び舞い青虫は蛹に、そして蝶へと生まれ変わるその変化を死から甦る姿と見て陣羽織に蝶の模様を描きました。


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