DIP液ご使用時の安全衛生について

DIP液を安全にご使用いただく為の注意事項

DIP液の成分は、染料・樹脂・有機溶剤（主としてアセトン）・香料から形成されており、マニュキアなどと同類のものです。
但し、有機溶剤を含有してますので火気に近づけると燃えやすく、また、有機溶剤の蒸気を大量に吸い込むと、めまい・頭痛・倦怠感など気分が悪くなることがありますので、以下の注意事項を守って安全にご使用下さい。

１．火気厳禁

DIP液は、揮発性の高い燃えやすい有機溶剤を使った液体です。火気を近づけたり、火気を使用している場所では絶対に作業しないでください。作業場所では、換気扇もしくは扇風機をつけるなどして換気をよくし、溶剤蒸気がこもらないようにしてください。

２．衛生

溶剤蒸気を吸入しないよう、目に入らぬよう、皮膚に付かないよう、また誤飲しないよう取扱ってください。
有機溶剤中毒にかかる濃度には、個人差があります。少しでも異常を感じたら、風通しのよい空気の清浄な場所で安静にしてください。
衣服に付着したDIP液は、乾いてからではとれません。また、すぐにDIPうすめ液を浸した布でふき取っても完全に取れないことがありますので、DIP液が着いても支障のない服装で作業してください。

３．応急処置

目に入った場合には、大量の水で洗い、できるだけ早く医師の診察を受けてください。
溶剤蒸気を吸い込んで気分が悪くなった場合には、風通しのよい空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診察を受けてください。
皮膚に付着した場合は、大量の石鹸水で洗い落とし、痛みまたは外観に変化があるときは、医師の診察を受けてください。
誤って飲み込んだ場合には、できるだけ早く医師の診察を受けてください。
火災時には、炭酸ガス、泡または粉末消火器を用いてください。

４．その他

保管は、直射日光を避けて冷暗所で、子供の手の届かないところで保管してください。
保存または一時使用しないときは、完全にフタをして溶剤蒸気が漏れないよう注意してください。
その他、製品の安全に関しては「製品安全データーシート（SDS）」に記載しておりますので、そちらをご参照ください。

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