※初等科のテキストに掲載されているものと、若干作り方が違いますが簡単な方法です。

スイートピーは花の色もさまざまな種類がありますので、写真や実際の花をじっくりと観察して特徴をとらえてみましょう。今回の作例では、薄いピンクの液でスイートピーを作ってみます。


材料



ワイヤー30番・33番
Dip液パールバイオレット(No.24)、ライトグリーン(No.12)、リーフグリーン(No.30)
花びらのバリエーションとして、フレヤ−ピンク(No.20)、ライトピンク(No.25)など
テープライトグリーン
その他ゲージパイプ(直径4cm、3cm、2.5cm、1.5cm、1cm)、イバラベップ中(黄)、ペンチ、ハサミ、スタイルフォーム、定規、竹串

ディップ液使用時の安全衛生について

作成手順

ワイヤーを巻く


A・B 花びら大・小

20cmのワイヤーの端から5cmの辺り

7回ほどねじる

4cmゲージで巻く


外側の花びら(A)の準備。20cmに切った#30ワイヤー2本を、端から5cmくらいのところで7回(1cm幅)くらいねじります。そのワイヤーを4cmのゲージで巻きます。


3cmゲージで巻く


C 内側の小さな花びら

内側の花びら(B)の準備。Aと同様に15cmに切った#30ワイヤー2本を、端から5cmくらいのところで7回(1cm幅)くらいねじります。そのワイヤーを3cmのゲージで巻きます。


1.5cmゲージで2回巻き


花の中心部分の花びら(C)の準備。1.5cmゲージで2回巻きします。


ガク

1cmゲージで5回巻き

きっちりと巻きましょう


ガクの部分の準備。#33ワイヤーで5回巻きします。


左からA・B・C・ガク


花びらの形を作る


指でウェーブをつける

花びらを開く


AとBの花びらを写真の様にねじってある部分の反対側に指でウェーブを付けます。ねじってある部分を中心にして花びらを開きます。ねじってある部分と根本の間の部分も写真のように開いてください。


こんな形に整える

開きます


2回巻きにしたCの形を指で変形させ写真の様な形にして、開きます。


ペンチで菱型に整える

5枚のガクを開く


ガクの部分5回巻きにしたワイヤーを、ペンチを使って写真の様に形を整えます。出来たら5枚のガクを均等に開きます。


Dip液に浸ける


大・小の花びらを液に浸ける

膜が張るように

Cをライトグリーンに浸ける

先端を少しパールバイオレットに浸ける

色が自然にミックス

ガクをリーフグリーンに浸ける

上手く膜をはるように

スタイルフォームに挿して乾かす


A・Bの花びらをパールバイオレット(No.24)のディップ液に浸けます。
中心の花びらCはライトグリーン(No.12)に一度浸けた後、先端を少しだけパールバイオレットに浸けると液が自然とミックスします。
ガクはリーフグリーン(No.30)に浸け、スタイルフォームに挿してしばらく乾かします。


葉とツルを作る


葉:大3cm・中2.5cm・小2cm

葉の形に整える

ディップ液に浸ける

竹串に巻きつけ形を作る

螺旋状のツル

ディップ液に浸ける


葉を作ります。#30ワイヤーで2回巻きのものを3cm、2.5cm、2cmの3種類の大きさで巻き、葉の形に整えます。葉の形にできたら、リーフグリーン(No.30)のディップ液に浸けます。
ツルは、#30ワイヤーを竹串などにクルクルと巻きつけ螺旋の形を作ります。それをディップ液に浸けて準備完了です。スタイルフォームに挿してしばらく乾かします。


花を組む


(写真:F1)ペップを二つ折り

(写真:F2)包みこむように

(写真:F3)向きに注意

(写真:F4)花びらを組む

(写真:F5)ガクを取り付け

(写真:F6)葉をツルを固定

(写真:F7)葉が完成

(写真:F8)花と葉を組み合わせて


  1. イバラペップを二つ折りにしてテープで固定(写真:F1)
  2. Cの花びらで包みこむように固定します(写真:F2)
  3. 花びらBを、開いている方と向き合うように組みテープで固定(写真:F3)
  4. 大きな花びらAを外側に固定(写真:F4)
  5. 裏返して付け根にガクを取り付けて固定(写真:F5)
  6. ツルと葉(中)をテープで固定(写真:F6)
  7. その下に葉(大)・葉(小)の順で取り付けテープで固定(写真:F7)
  8. 花と葉の茎の部分をテープで固定して向きを調整(写真:F8)

完成!


シェアする