2009年の全国共通のテーマは「花の彩り」となりました。

私達の生きる三次元の世界から目を閉じ、心の扉を開いて見渡すと、山に野に、そして家々の庭に様々な彩とりどりの美しい花々が微笑みかけ、心の視野一杯に咲き広がります。そこには花々のあまぁーい蜜を求めて舞い翔ぶ蝶や小鳥達の姿があります。

季節のうつり変わりの中で唯美しく輝いて、咲いては散りゆく輪廻を繰り返しながら、多くの生命に生きる糧を与え、動かずして、遠くまで、その花粉を運んでもらって、それぞれの悠久の生命を生きる神秘な花・花・花。そして古代から人の魂を象徴すると伝えられて来た蝶達、その中でも青い蝶は、神癒の奇跡をもたらすと云うー。

そんな想いの中で「花と蝶…生命の神秘」を作品に表現出来ればと。
私の心を捕え魅了して止まない生命あるもの達の生命の神秘は、人の生命と重なって新たな感動を憶えるのです。

花を愛するがゆえに生命あるもの全てに宿る生命の神秘を知り、花々の美の構成に感動し、その美を永らえたいと、生命ある花々を創作の花々で讃え続けるのです。

2009年 春

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